インターネットを利用した販売
インターネットを利用したホームページによる販売と、ヤフー等に代表されるオークション方式を利用した販売方法があります。
インターネットを利用した通信販売のメリットは、何と言っても、その利用方法の手軽さと、費用が安いという点です。
テレビショッピングや新聞、チラシを利用する場合は、媒体の製作等に多くの費用が必要に成りますが、インターネットの場合は、極小額で全てが実現可能であり、その広告範囲も特定地域だけでは無く、その表現によっては、世界中が市場に成り得ます。
この様に考えると、インターネットを利用するメリットは大きく、利用しない手は無いと考えます。
ただ、通信販売の場合は、現物を手にとって見られないという点を考慮すると、実物を展示販売する実店舗も必要になってくると思われます。
また、通信販売全体に言える事ですが、送料の負担をいかに少なくするかと言う事も検討課題の一つになります。
それと、インターネットを利用した場合、ホームページを利用する事により、商品としての広告宣伝だけではなく作品の背景や作者の紹介、お客様の意見を掲載したり、ご意見を直接頂く様な双方向の運用も可能であり、より詳しく色々な紹介が出来るものになります。
ネットショップの具体的な展開
(1)ホームページの製作準備
仮想の店舗である、ホームページをまず、作成する事が必要です。
汎用的に利用出来る様にレンタルサーバーを借り、ショップの名前、ドメインを決めます。
レンタルサーバーは年間、5000円程度で、200M程度が借りられます。
ドメインの申請、取得費用は、2000円程度で可能です。
これで一年間有効で利用出来ます。
以後毎年更新で
レンタルサーバー費用 5000円(年間)
ドメイン管理費用 1000円(年間)程度が必要になります。
注)費用は、変動する事があります。容量が足らなくなった場合は、費用を加算する事である程度まで増やす事は可能です。
次にホームページの製作ですが、専門の企業に依頼する事も考えられますが、商品の紹介、販売を主にした場合、頻繁な内容の変更が必要で、依頼すると別に修正費用が必要だったり、修正していつでもすぐ掲載が出来なかったり、技術習得ができなかったりする、という事を考慮すると自分達で作成する事が必要です。
ホームページの作成ツールとしては、多くのソフトが出ていますが、今は、大学の研究室等でも利用されている、ブログ形式で簡単に出来るものが有りますので、参加者が少し勉強する事で製作が可能になる物を選択する方が良いと思います。
デジタルカメラで写真を撮って加工する技術とメールが打てる知識があれば出来ます。
ソフト例: Quick Homepage Maker
参考 QHMはサーバー側にシステムを置くもので、バージョンUPの費用も必要なく、特定の場所でなくても、どこからでもページ修正、追加が出来ます。
ID、パスワードを共有管理する事で、複数の人間が追加、修正出来ます。
費用は、20000円程度です。
(2)ホームページの内容
ホームページの内容としては、フラッシュ等のITの技術を駆使して、派手な動きのあるイメージを表現するものと、派手さは、無いものの内容を詳しく説明して主旨やコンセプトを主に実益を得る為のカタログ的な要素を重視したページの二種類に分類されます。
大手の企業などは、商品や企業イメージの紹介の為、費用をかけて動きのあるページを作成している前者が多く、商店や個人事業者は後者のページが多いようです。
最近は、24時間無人販売が可能な方法としての利用が多い傾向にあるようです。
一般的な内容としては
・トップページ
福祉作業所などの簡単な紹介、写真やイラストを利用する。
・目次 項目としては、
作業所の概要、活動内容、商品紹介、発注方法、問合せ先、プライバシーポリシー等
それぞれの内容を詳しく説明すると
・作業所の概要 としては、活動主旨、活動拠点、参加メンバー 等。
・活動内容 としては、活動予定、結果の報告、成果 等。
・商品紹介 としては、商品説明、写真、製作者の紹介 等。
・発注方法 としては、価格、写真、買い物カゴ、特定商取引法上の表記 等
・問合せ先 としては、メールアドレス、FAX等の連絡先
・プライバシーポリシーは、その内容を記載。
を記載するのが、一般的です。
詳細内容は、それぞれの団体や、作品によって異なります。
参考例
神戸ふれあい工房のページ
http://www15.ocn.ne.jp/~fureai39/index.html
TOPページ
商品紹介 ★おすすめ定番 のページ
商品のページ
|