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事業提案−異なる対象をターゲットとする販売店との合同
<フェアトレード製品との連携> |
ショップコンセプト
- 福祉作業所の製品と他の社会的に意義を見出す商品を同時に販売することによって、互いの製品の市場を紹介しあうことによって拡大する。
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社会的な意義を持って福祉、国際協力、環境問題についてのボランティアなどを行っている人たちと連携を図る。
「社会的責任消費(SRC)」という、人権や環境に配慮して持続可能な社会の発展に寄与する消費者行動について提案する。
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地域の福祉、国際協力、環境問題についてのボランティアの拠点となるような情報発信のためのボードを設置するなどのことを行う。
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環境問題をはじめとしてこれらの問題について商品の改善を通じて社会に提案しようとしている企業などを応援、連携の場とする。
店舗内容
福祉作業所にて製作した商品の取り扱いを主として行うが、開発途上国からの商品を買いたたかずに立場の弱い生産者のために通常の国際相場より高めの価格で継続的に取引した輸入品であるフェアトレードの商品を同時に扱うことにより、福祉に関心が高い消費者を対象にした店舗から、国際協力について関心がある消費者を同時に来店してもらえる店舗へと対象を広げた店舗とする。
<<消費者意識>>
・神戸市灘区にある「ショップ ホルティ」ではフェアトレードの商品を1,300種類扱っており、購買者はオーガニックコットンを使用した開発途上国Tシャツを購入した場合の意識として、「少し高いが、子どもたちに安全で質の高い肌着を与えることが出来るとともに、買い物で国際協力もできる。」との感想を持っている。
<<購買層>>
・ボランティアに興味を持って社会的意義の高い活動を目指している方々は、それぞれの興味のある自分自身が価値があると判断された活動を行っているが、消費者活動としてみた場合に特定領域の商品に偏る場合があるので、同時に販売することによって新たな社会的意義を見出してもらえるとともに、店舗として今までにない新たな社会的意義に敏感な消費者を引き付けることにより販路の拡大につながっていくこととなります。
・この活動に、現在、関西地区でも学生を中心として多くの団体が組織されています。
<<他地区での実店舗>>
・神戸市の阪神電車・西元町駅すぐのところにある「みみずく舎」ではフェアトレードの
商品を扱うとともに、福祉作業所の商品について量的にはすくないが扱っておられます。
今回の提案は、どちらが主で従としてではなく同等の数量や考えで、福祉と国際協力とに関心を持つ方々を対象にする店舗づくりを目指します。
「フェアトレードについての自主上映で広報」 ( 三田市まちづくり協働センター )
おいしいコーヒーの真実 : エチオピアのコーヒー農家の現状
「みみずく舎」 ( 阪神西元町駅 )
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