三田市においては、それぞれの福祉作業所が工夫をされて授産品を作られ商品として販売されています。また、販売についてもいろいろと工夫をされています。(ご紹介は、順不同とさせて頂いています。)
　「ホットステーション＆第２ホットステーション」さんは、販売革の小物、七宝焼アクセサリー、Ｔシャツ型妻楊枝入れ、メモクリップ等）、七宝焼教室の開催、ろうそくの箱詰め作業、電子部品を梱包する箱の組み立て作業、オカパック作業、資源ゴミ回収作業、クッキー作り(おからクッキー・ほっとクッキー・レーズンクッキー・くるみクッキー・やっ種クッキー（カシューナッツが入っています）)などのクッキーを販売されています。
　「にじの家＆第２にじの家」さんは、公園の除草作業・散水作業、黒豆入り珈琲のシール貼りと販売、ミシンでのティッシュケース、カバン、巾着の作成と販売、オカパックの袋詰め、ニホンローソクの箱詰め、ダイレクトメールのお手伝い。商品として黒豆入り珈琲、かわいいレインボー人形(はし置き)、ティッシュケース、おしゃれな巾着(和布)、手作り巾着＆カバン、手作りエプロンいろいろ、おしゃれなアームカバーなどがあります。
　「ゆう」さんは、お菓子の袋詰め、お米の販売・配達、テニスラケットの販売、ケーキの販売、資源ゴミの回収などをされています。
「トークゆうゆう」さんは、個性を生かした絵はがきや陶器を販売されるとともに喫茶ギャラリーとしてコーヒー・軽食を出されて心地よい場所を提供しています。また、メニューに他のものを新たに加えようと考えておられます。ギャラリーは、展示会場としてご利用いただけます。
　「のぞみ」さんは、野菜作り、野菜の宅配、お菓子作りや、ショップを運営されてポストカード、さおり織り、手作りの小物や手書きしたオリジナルのＴシャツなどや、クッキーの販売などをされています。又、お弁当の受注やショップでのランチの提供（金曜のみ）などで、お客様をお待ちしています。
　「あおぞら」さんは、自然の中でもの創りをとおし、皆が地域社会の中で生き生き生きていく考えから、絵画や野菜、果物、穀物、豆腐(絹とうふ・もめんとうふ)、厚揚げ作りなどをされています。地産地消にこだわった作物、加工品を販売されています。
　「スクラム」さんは、公園などの清掃、袋詰め作業、ダミー洗浄、箱折などや、クッキー・パウンドケーキ作りを行い販売されています。

販売については、店舗で販売されたり、ホームページを開設されてネットショッピングが出来るようにされているところや、ＪＡと連携して、農家の方の商品・農作物を販売する「パスカルさんだ」においてクッキーを販売するなど積極的に販路を拡大しようとされているところもあります。
　また、平成２０年度に三田社会福祉協議会と共同して小規模作業所カタログ作成委員会をつくられて８つの作業所・施設が一緒に商品の紹介をするパンフレットをつくられました。
　商品の評判が良くても、これ以上販売することとなれば、製造することが人や設備の面から無理が来るので現状が一番良いと考えておられるところもあると思いますが、皆さん、一生懸命に運営されています。

のぞみ　さん　(のぞみ　さんのホームページから)

ホットステーション　さん　(ホットステーション　さんのホームページから)

(一部のところのみを掲載させて戴いています。)