福祉作業所の方々や地元兵庫県三田市、兵庫県、各地の市役所、県庁、社会福祉協議会等の公的機関の方々に趣意をご説明して調査させていただくとともに、先駆的な取り組みで商品の開発や販売に効果をあげておられるところにつきましても調査させていただきました。
その方法として聞き取り調査やアンケート調査及びホームページや印刷物などで積極的に商品の開発や販売について情報発信されているところについても調査させていただきました。

これらの調査を進めてまいりました中で、このままで十分に関係者で運営しており余り情報発信を望まないと言うところもあり、また、働いておられる障害者の個人情報等の保護の観点からも情報発信については気をつけて欲しいとのご意見もいただいて、今回の冊子・ホームページでの発信のような形とさせていただきました。

本事業を行って感じたことは、積極的に作られるものの商品力・販売力を向上させていこうと意欲的に取り組んでおられ、働いた労働の対価を出来るだけ支払えるようにと考えているところも非常に多くあるということです。そして、各福祉作業所等の商品づくりのノウハウの共有や合同して販売を行うなどのネットワークが重要であると思いましたが、言うは易く行うは難しで効果的にそのような構築事業がなされればと思っております。

私たちは、本事業を踏まえて次年度以降に、皆様に参加しやすい効果的な研修事業を行ってまいりたい思っておりますのでよろしくお願いいたします。

　また、本事業にご協力を下さいました多くの方々に重ねて心からお礼申し上げます。