令和元年台風19号等の被害に関わる活動支援 日本財団

令和元年台風19号等の被害に関わる活動支援について

助成:日本財団日本財団

 

 令和元年台風第19号は2019年(令和元年)10月12日に日本に上陸し静岡県や関東地方、甲信越地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらしました。

 今回、私たちは10年以上前から福祉関係で繋がりの有る福島県福島市、郡山市、及び東日本大震災からの街づくりなどで協力しているいわき市のNPO法人や東日本大震災での福島県県内や県外避難者で協力している方たちが被害を受けたことからお手伝いできることが無いかの問い合わせから活動をはじめました。

 何度も打ち合わせるなかで、いわき市のNPO法人ザ・ピープルから被害の復旧についてのお手伝いは地元で行っているので床上浸水あとの清掃のためのタオルが不足しているとのことから、兵庫県内で自団体及び関係の団体や個人に呼びかけてタオルを送る活動をおこないました。

タオルを送る活動

 福島市のNPO法人シャロームでは福祉作業所に床下浸水したので授産品の材料が少し被害があったが自団体で作業を行ったとのことですので、福島市訪問時に話を伺う傾聴と共に、東日本大震災と今回の令和元年台風第19号で影響を受けた子どもたちが兵庫県内に10名程度来られた際に心のケアなどに努めた。また、福島市内で畑の畦などの被害を受けた方への復旧支援や心のケアに努めたが、小さな被害の復旧のお手伝いは出来たが大きな被害は行政の支援待ちも多く見られます。

福島市の被災・復旧

 郡山市のNPO法人あすなろについては、福祉作業所自体は被害が無かったが利用者の自宅が被害を受けて避難所に避難したとのことで心のケアに効果があるタッピングタッチを行うべく調整していたが新型コロナ流行の影響緊急事態宣言等で電話やメールのみになった。

タッピングタッチ

 福島県福島市、郡山市、いわき市において県外避難者を含めた交流会において心のケアに務めるべく傾聴やタッピングタッチを行った。新型コロナ流行の影響緊急事態宣言等で参加者が少なかったと共に広く福祉作業所、避難所、仮設住宅等の会場を設定、日程を調整して行うことが出来ず、特に障害者及び高齢者のかたは県外からの接触が困難であった。今回の事業では、タオルの提供は予定通りであったが、新型コロナ流行の影響緊急事態宣言等で福島県内へ行く直前で訪問出来なくなったり、会場・日程の調整をとっての、・被災者の傾聴、カウンセリング・被災者へのタッピングタッチの実施が困難であり、小規模でしか実施出来なかった。

 また、今後は新型コロナ流行の終息を待って心のケア中心の事業を行う予定としています。

 


 

 
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